ご挨拶

済仁会は、昭和47年(1972)年に、地域医療に貢献できる看護師を育成する「看護学校の設立」を目的に始まりました。朝霞地区、川越地区、東入間地区の先生方と共同で、昭和48年に、「上福岡高等看護学院」を設立致しました。当時は、入学生の対象は「准看護師の資格を持つ者」であり、3年間で正看護師を目指す学校でした。

「働きながら学ぶ」という特色があり、学生は、済仁会のメンバーの先生方の病院等の医療機関で働きながら、上福岡高等看護学院に通っておりました。済仁会の先生方には、学校の講義の一部もお願いしておりました。

その後時間の経過とともに、少子化の影響もあり、入学生の減少が著しくなり、学校を維持していくことが困難になりました。そこで令和に入り、看護学校の経営は、実習病院でもある医療法人誠壽会に移管することとなりました。

令和5年4月より、済仁会は新たに看護学生や看護師、及び将来看護師になろうと考えている方に、看護に関する様々なテーマの講習および研修会を行い、また、一般市民の方に向けた生活習慣病に関する講演会を開催する法人に生まれ変わりました。今後も、地域医療の発展、地域住民の健康維持に寄与できるような法人として活動してまいる所存でございます。

一般社団法人 済仁会 代表理事 井上達夫

事業方針

本事業は、看護学生や看護師向けに、看護業界における様々な課題に対応するため、看護に関する講習会及び研修会を開催し、看護の質の向上を図り安心して働き続けられる環境を作ります。

また、一般市民向けに生活習慣病等をテーマにしたセミナーを開催する事により、健康の知識を普及させ、個人一人一人が主体的に生活習慣等の予防と健康づくりを推進し、もって人々の健康な生活の実現に寄与する事を方針とする。

沿革

昭和47年10月一般社団法人済仁会が法人として成立
昭和48年2月看護師養成所として、上福岡市に「上福岡高等看護学院」を開校
昭和48年4月上福岡高等看護学院第一回入学式(2年課程3年修業昼間定時制)
平成17年4月専修学校設置認可(2年課程3年修業)
平成17年4月文部科学省告示第13号専門士(医療専門課程)認定
平成18年4月新校舎を現在の地(上福岡総合病院隣地)に建設、移転。1学年あたりの
定員を30名を40名に増員
令和5年3月第48回卒業式のべ1,200人を超える卒業生が巣立ち、各地の医療機関で活躍
令和5年3月2年課程閉科
令和5年4月上福岡高等看護学院の運営を医療法人誠壽会に移管する。
新たに講習会研修会及びセミナー事業を行う法人となる。
PAGE TOP